実家の空き家を片付けてリスクを回避しよう

2020年12月4日更新

親が亡くなったり、施設に入ることになったりという理由から、実家が空き家になることがあります。今後も空き家は増え続けていくと言われています。

どうにかしなくては…と思っていても、片付けられずに空き家をそのままにしていませんか?
溢れる家財道具や細々したものの多さに、どこから手を付ければよいのかと途方にくれる人も多いかもしれません。

今回は、実家の空き家を片付けてリスクを回避する方法をご紹介いたします!

実家の空き家を放置することで起きる問題

空き家をそのままにしていたら、どんな問題が起きるのでしょうか?

以下のことが考えられます。

 

・景観の悪化

空き家の草木がそのままにされた状態になると、管理が行き届かなくなります。公道にまで雑草が生い茂り、周りの景観も悪くなってしまいます。

 

・建物の老朽化

人が住んでいない家は老朽化が加速します。劣化を防ぐためには、定期的な設備の管理やメンテナンスなどが必要です。このまま手入れをしないで放置しておくと、地震による倒壊の危険性もあります。

 

・防犯上の不安

空き家への不法投棄が増える不安があります。また、不法侵入の恐れも考えられ、ホームレスのたまり場になることも問題になっています。

 

2015年より「空家等対策の推進に関する特別処置法(空家対策特別措置法)」が施行されています。

自治体から指摘を受けた空き家は、持ち主が解体などを行わなくてはならなくなったのです。

 

指定される空き家の条件は?

・倒壊や保安上危険となるおそれがある

・衛生的に問題がある

・景観に害を与えている状況

 

などの条件を満たしていると、「特定空き家」として指定されることになります。

 

「特定空き家」に指定されるとどうなる?

・固定資産税率が最大6倍になる

・空き家所有者に対して行政からの勧告や命令が生じる

・最終手段として行政代執行により強制的に空き家解体をされる場合がある

空き家整理の必要性

このように、空き家を放置しておくと、近隣住民に迷惑をかけ、犯罪の起きやすい環境を作ってしまう可能性があります。

 

「特定空き家」に指定されてしまうと、固定資産税が跳ね上がり、支払いが大変になってしまいます。

そうならないためにも、使っていない実家の空き家は早めに片付けることをおすすめいたします。

空き家になった場合の片付け方法

高齢の方はものを大切にとっている傾向があるので、家の中がもので溢れかえっていることも多いです。

ものを捨てずにため込んでいて、いざ片付けようとしてもどこから手を付ければいいのか困惑することも多く見られます。

 

空き家片付けをスムーズに行うには、必要なものと不要なものを仕分けすることが大事です。

手元に残しておくもの、ゴミに出すもの、リサイクルショップなどに売るものなどに分けていきます。

 

ここで注意したいのが、「遺産相続に関係するもの」です。

現金や有価証券、高額な宝石や着物、絵画、骨董品などは相続財産です。

形見なども、相続人全員できちんと話し合い、形見分けをするようにしましょう。

 

片付ける時間がない人や不用品が多い場合は専門業者へ

仕事が忙しかったり、遠方に住んでいたりと空き家の片付けが出来ない方もいるかもしれません。

自力で片付けをするとなると、その労力と時間は計り知れないものです。

 

自分では対応が難しいといった場合は、プロの専門業者に依頼するのも一つの方法です。

費用は掛かりますが、1日で終わるので時間短縮にもなります!

空き家問題の解決へのお手伝いをいたします

「かたづけや本舗」では、空き家・親の家をまるごとお片付けいたします。

男手の無い方、ご自身も高齢で重い荷物が運べない方、お仕事が忙しく時間の取れない方、お体の不自由な方等に大変喜んで頂けるサービスとなっています。

 

「空き家解体プラン」もございますので、併せてご相談ください。

老朽化してしまい、処分を考えている空き家をお持ちの方にお勧めのプランです。

 

心配なことや不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。

「かたづけや本舗」が、真心こめて空き家の片付けをお手伝いさせていただきます!

 

※写真はすべてイメージです。実際とは異なる場合があります。

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